鳥谷和広ブログ

独立起業×自由

勝手な解釈は死を招く

あなたはドイツ最高峰のツークシュピッツェ

ご存知ですか?

 

今から話す内容は、知人が体験した話ですが、

 

一歩間違えたら、死を招く出来事に遭遇する

という話です。

 

その出来事とは、

 

山頂にある展望台には、金の十字架があるのですが、

そこは断崖絶壁。まさにクリフハンガーの世界。

雪と崖と、ワイヤーだけの非常に危険な場所。

 

しかも、看板には命の危険あり(事故があっても自己責任)

との表示板があるほど。

 

知人は、旅行の思い出にと、迷わず行くことにしました。

距離にして、200mほどだったので、雨の中濡れながら

チャレンジしたのです。

 

チャレンジして間も無く、ある親子が断崖を苦戦していたので、

先に行かせてもらうことに。

 

しかし、

その行為が、そのあと彼を死の危険に晒すことになりました。

 

ここは、金の十字架に行く目的と、クリフハンガー行うような人が

下山するための行き先が、二手に分かれていたのです。

 

そして、彼は災難にも、この親子を乗り越えた場所が

この下山者コースへの分かれ道だったのです。

 

当然、金の十字架からはドンドン離れていきます。

しかし、分かれ道があったことを知らない彼は、

ぐるりと回り、金の十字架行くのだと

思い込んでしまったのです。

 

しかし、どうも離れすぎてしまっている。おかしい。

ただ、ワイヤーは存在する。

 

ということは必ず行ける。

との思い出、さらに雪の崖を下って行ったのです。

 

霧で先がほとんど見えず、雪と雨に最悪な環境。

そのせいで、他には誰も挑戦していない。

 

その時、

ビジネスに似ている、これは試練だ。

と、勝手に思い込んでしまったのです。

 

そして、更に下って行ったのです。

 

ただ、同時に恐怖が襲いました。

周りには誰もいない。

金の十字架からは、かなり離れている。

 

そこで、気づきました。

やばい、危険だと。

 

急いで戻ったのです。

今度は、断崖を登らなければ戻れません。

しかし、戻らなければ、彼が落ちても誰も気づかない。

 

やっとの思いで、十字架の位置まで戻りました。

そこで、初めて気づいたのです。

二手に分かれるワイヤーがあったことを。

 

そう、勝手な思い込みが、

そのワイヤーを見過ごしていたのです。

 

そのあと、十字架を触り、戻ってきました。

 

 

実は、この話をしたのは、

あなたも同じようなことをしている可能性があるからです。

 

それは、勝手な思い込みで、全く目的とは

違う断崖絶壁へ、自ら進んで行ってるということです。

 

「独学・勝手な解釈」

 

これは、本当に危険です。

途中で気づけば、時間やお金を無駄にするだけで

戻れますが、気づかなければ、死が待っています。

 

だから、危険が迫る前に、

必ず、その分野の経験者に相談してください。

 

そうすれば、早い段階で道がズレていることに

気づけるはずです。

 

もし、なかなか結果が出ないとしたら、

もしかしたら、勝手な解釈で間違った道を進んでいるかもしれません。

 

死に遭遇する前に、1度見直してください。