鳥谷和広ブログ

独立起業×自由

なぜ、売り込みを行うと嫌われるのか?

マーケティングを完璧に行うと、セールスは不要になります。

ただ、多くの人はそれを理解出来ていません。

 

なぜか、それはマーケティングが奥深いからです。

だから、営業マンは、商品に頼ってしまう。

 

最高の商品です。

〇〇が開発した凄い仕組みです。

海外の研究チームが・・・。みたいな。

 

でも、考えて下さい。

商品を買うときにこんなことを言われても、

なんとも思わないというより、

むしろ、迷惑なだけですよね。

 

しかし、売り込み側になると盲目になってしまう。

人が商品を購入する時は、2つの理由しかありません。

 

「欲求」と「悩み解消」です。

でも、売れない人は商品をアピールしてしまう。

考えてみて下さい。

 

商品アピールは、この2つに全く関係ないですよね。

だから、売れないだけでなく嫌がられます。

 

売れない営業マン(MLMや保険)は、異業種交流会に行きますが、

人がいるというだけで、欲しくない人にセールスしても、

成約しないのは当たり前。

 

ここで、保険のトップセールスマンの成功事例を2つお話します。

 

1 会いたい人(芸能人含む)を3人聞き、3年間かけて必ず合わせる保険屋さん。

まずは、相手が望むものを与えるということです。

その人が会いたいと思っている人を聞き、人脈を使って会わせてくれるのです。

その間は、保険の話を一切しません。

基本的に、5人を経由すれば、会えない人はいないと言われますが、

それを人の為にしてあげるのです。

 

どう思いますか、

少ししか話をしたことない人が、

3年間かけて自分の会いたいと言った人に会わせてくれたら。

一気に信用しますよね。

 

 

2 身の回りの困っている世話を全て行ってくれる保険屋さん。

海外での事例ですが、経営者は人材に困っています。

そして、海外なので、従業員は言葉の壁に悩みます。

 

それを、その保険屋さんは全て無料でやってくれるのです。

そう、その人がいると、海外生活(契約など)も安心できます。

 

当然、この人も保険の話は一切しません。

でも、生活していると保険は切っても切れない関係です。

当然、保険が必要なときに、この人に相談するわけです。

 

 

どうでしょう、この2つの事例。

共通することは、本業の保険の話を一切していないというところです。

ただ、考えてみて下さい。

この2名の保険屋さんでしたが、この方達は保険以外でも売れることに

気がつきましたか?

 

これが、ブランディングでもありファン化する方法です。

ブランディングが大切だと、自分の写真を出したがる人がいますが、

これは大きな間違いです。

 

誰も、役に立たないあなたの写真など見たくもありません。

写真が重要なのではなく、どうしたらあなたのファンになるかを

考えて下さい。

 

そう、写真ではないことに気づくはずです。

悩みを解決してくれる人、希望を与えてくれる人。

それが、あなたであるとしたら、その写真は役に立ちます。

 

もう商品を売るのはやめましょう。

お客様があなたのことを信用してくれ、

ファンになってくれるかを考えてみて下さい。