鳥谷和広ブログ

独立起業×自由

一瞬でお客様を味方に付ける方法

 

 

「一瞬でお客様を味方に付ける方法」

というタイトルを聞いて、あなたは

何を想像しましたか?

 

 

共感させる?

それとも、すごい実績を語る?

それとも、画期的な商品を見せる?

 

 

もちろん、これらも有効かもしれません。

ただ、それ以上に、お客様を一瞬で

味方につけたければ、

「敵」を設定ことです。

 

 

どういうことか、もう少し説明します。

 

 

例えば、政治などでもこの手法が

多く用いられてるんですが、

 

自分の意見を主張する前に、

相反する意見に対して、必ず

データや証拠を突きつけてから

話をしている事に気づくはずです。

 

 

ただ、この時注意する点は、

自分の言葉で反論せずに、

データや公共機関の証拠を

ただ提示する事です。

 

 

では、なぜこのようなことをするのかというと、

自分の考えるいい主張は、相手にとって

いい話であるとは限らないからです。

当然、相手にも言い分があり、

それぞれ自分の主張を通したいと考えています。

 

 

だから、正面切って正論をぶつけても、

誰も聞いてくれさえしないのです。

 

 

ただ、これは大きな問題が

起きた時にも使われます。

 

 

普通で考えれば、何か粗相をしたら

その標的は自分になります。

 

 

言ってみれば、1対多という関係です。

 

 

ただ、その的が自分以外に

あったとしたらどうでしょうか?

 

 

しかも、その問題の方が大きいとしたら。

 

 

考える間も無く、一気にその注目は

その大きな的に向けられます。

 

 

このように、敵とは「摩擦」です。

そして、人はこの摩擦が起きている事に

関心があり、興味を抱いています。

 

 

そして、これはお客様だけでなく、

社員や家族にも使えるテクニックです。

 

 

例えば、

社員のミスでお客様が離れていった時にも使えます。

 

この場合、どうすればいいのかというと、

競合他社を敵に設定し、その競合だけには

負けないように頑張ろうと一言いう事です。

 

 

このように、外に敵を設定する事で、

社員は一致団結し、底力を発揮する事に

繋がります。

 

 

もし、あなたがお客様との共感を

生み出したければ、相手の趣味のことなど

あれこれ考える必要はありません。

 

 

簡単です。

相手が感じているフラストレーションを

敵に設定すればいいだけです。

 

 

それだけで、あなたとの間に

一致団結が生まれ、共感を

得ることが出来ます。

 

 

その為にあなたがすることは

たった1つです。

 

 

相手が今信じていることで、

尚且つフラストレーションに

感じている事を知る事です。

 

 

ここで間違えていけないのは、

あなたのフラストレーションを

相手に押し付ける事ではありません。

 

 

必ず、相手基準で考えてください。

この視点を持てば、お客様だけでなく、

家族の共感も得る事が出来ます。

 

 

最後に、共感を得るコツとしては、

自分のやりたいことと相手のメリットを、

リンクさせる事を忘れないでください。

 

 

「俺は豪邸に住みたい、みんな頑張れ」

ではなく、

「みんなにもたくさんボーナスをあげたいから、頑張ろう」

 

このように言うのです。